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~三聖地クイズ大会~

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第16問の正解発表

第16問

昭和56年8月7日に行われた記者会見において、当時、皇太子殿下でいらした上皇陛下は「日本人として忘れてはならない4つの日がある」とおっしゃいました。4つの日とは、6/23、8/6、8/9、8/15ですが、それぞれ何の日でしょう?

正解「2」

6/23:沖縄慰霊の日、8/6:広島原爆の日
8/9:長崎原爆の日、8/15:終戦記念日

【解説】

両陛下(現上皇皇后を表します)は4つの日を特別な日とお考えになり、戦没者の慰霊のために終日、 お慎みになります。 「戦没者の追悼は極めて大切なことと考えています。先の大戦では310万人の日本人が亡くなり ましたが、毎年8月15日にはこれらの戦陣に散り、戦禍に倒れた人々のことに思いを致し、全国戦 没者追悼式に臨んでいます。戦闘に携わった人々も、戦闘に携わらなかった人々も、国や国民のことを思い、力を尽くして戦い、あるいは働き、亡くなった人々であり、今日の日本がその人々の犠牲の上に築かれていることを決して忘れてはならないと思います。」(平成18年天皇陛下(現上皇陛下)お誕生日記者 会見)

【出典:「皇室」別冊 天皇陛下ご即位30年記】

天皇陛下がご訪問された海外の激戦地ってどこだろう?

海外での激戦地訪問
 2005年(戦後60年)にはサイパン島を訪問されました。同島は1920(大正9)年から終戦まで国際連盟の下での日本の委任統治領でした。かなりの日本人が移住したこの島も44年6月から7月にかけて日米両軍の激戦地と化し、居留民らが自決した「バンザイクリフ」という悲劇も発生しました。

 出発にあたって天皇陛下は「食料や水もなく、負傷に対する手当てもない所で戦った人々のことを思うとき、心が痛みます」と述べられ、日本人のみならず米軍の戦死者や現地島民の犠牲者も多かったことを「決して忘れてはならない。」ここでも日本人だけでない「命を失ったすべての人々を追悼」する決意を表しました。

 同年の天皇誕生日の記者会見では「米軍がサイパン島へ上陸してきた時には日本軍は既に制海権、制空権を失っており、大勢の在留邦人は引き揚げられない状態になっていました」と言及。「過去の歴史をその後の時代とともに正しく理解しようと努める」重要性を示されたのです。

 2015年(戦後70年)にはやはり委任統治領であったパラオ共和国を訪問。同国の一部であるペリリュー島は1944年9月から11月まで日米両軍が激突した太平洋戦争屈指の激戦地です。この時も「先の戦争で亡くなったすべての人々を追悼」(晩餐会での答辞)する姿勢を示されます。ペリリュー島では日本政府が建立した「西太平洋戦没者の碑」とともに敵であった米陸軍第81歩兵師団慰霊碑にも供花しました。

 2016年にはフィリピンを訪問されました。太平洋戦争緒戦の勝利でいったん米軍を駆逐した日本軍も、1944年からアメリカの反攻に遭って戦闘が続いたのです。晩餐会の答辞で天皇陛下は「貴国の国内において日米両国間の熾烈(しれつ)な戦闘が行われ、このことにより貴国の多くの人が命を失い、傷つ」いたのを「決して忘れてはならない」と語っています。

【出典:Yahooニュース「終戦の日 (当時の)天皇陛下のお言葉を振り返る 坂東太郎のよく分かる時事用語」】