三聖地 ふしぎ発見!

~三聖地クイズ大会~

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第18問の正解発表

第18問

伊勢神宮内宮の五十鈴川にかかる宇治橋の長さは次のうち、どれでしょう?
正解「3 101.8メートル」

【解説】

宇治橋は、全長101.8m、巾8.4mで、欄干の上に16個の擬宝珠(ぎぼし)を据えた純日本風反(そ)り橋です。床板や欄干は檜(ひのき)で作られていますが、橋脚の部分は水に強い欅(けやき)を使用します。

宇治橋の架け替えは、式年遷宮(※)と4年のズレがあるよ。

なんでだろう?

※式年遷宮とは。

式年遷宮の「式年」とは定められ年を、「遷宮」とは宮を遷(うつ)すことを意味します。

式年遷宮は20年に一度、東と西に並ぶ宮地(みやどころ)を改めて、古例のままご社殿や御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう)【※】をはじめ全てを新しくして、大御神にお遷りいただくお祭りです。

この制度は約1300年前、天武(てんむ)天皇のご発意により始まり、持統(じとう)天皇4年(690)に第1回が行われ、平成25年には62回目の遷宮が行われました。内宮外宮の正宮を始め14所の別宮や宇治橋なども造り替えられる式年遷宮は、「皇家第一の重事、神宮無双の大営」とも讃えられる日本で最大最高のお祭りです。

【※】御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう) とは。

正殿の内外をお飾りする品々や、武具、馬具、楽器などの調度品。神宮徴古館ちょうこかんでは前回の遷宮でお下げしたものを公開しています。

宇治橋は本来、傷みがひどい際に修繕や架け替えを行っていましたが、明治22年(1889)第56回式年遷宮から遷宮に合わせて20年毎に架け替えされるようになり、今の宇治橋は平成21年11月3日に渡始式が行われました。

宇治橋の架け替えは遷宮の4年前。それは太平洋戦争後の混乱によって第59回式年遷宮が昭和28年(1953)に延期された際に、全国の崇敬者からせめて宇治橋だけでも架け替えようとの熱意によって、予定通り昭和24年に架け替えられ、以来、遷宮の4年前が恒例となっています。

宇治橋の大鳥居は旧正殿の棟持柱(むなもちばしら)【※1】が再利用されます。宇治橋の外と内に高さ7.44mの大鳥居が立っていますが、内側の鳥居は、内宮の旧正殿の棟持柱が、外側の鳥居は外宮の棟持柱が用いられます。

さらに20年たつと、内側の鳥居は鈴鹿峠(すずかとうげ)のふもとの「関(せき)の追分(おいわけ)」【※2】、外側の鳥居は桑名の「七里(しちり)の渡し」【※3】の鳥居となり、正殿の棟持柱となって以来、60年のお勤めを果たしています。

【参考:「伊勢神宮」ホームページ】

【※1】棟持柱(むなもちばしら) 

神明(しんめい)造りで、両妻の側柱外にあって棟を支える柱。

【※2】関(せき)の追分(おいわけ)

現在の三重県亀山市。

東海道と伊勢別街道が分かれる関宿せきじゅくは、伊勢国の入口とされていました。

【※3】七里(しちり)の渡し

現在の三重県桑名市。

伊勢国いせのくにの東の玄関口として位置付けられ、天明年間に神宮の「一の鳥居」が建てられました。