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「家族の絆」

  • gyd465
  • 2020年8月13日
  • 読了時間: 2分

青年本部事務局員 齊藤 隆浩

 コロナ禍により新しい生活が始まり、数ヶ月が経ちました。外出を自粛せざるを得ない状況になり、3~4月頃は、これまでは家族行事や支部行事の際に実家に寄り、両親とおしゃべりしたり、食事をしたりが出来なくなり、楽しみが失われ、寂しく思っていました。

 しかし、これを機に新しいコミュニケーションの仕方が生まれました。毎年5月に行っている兄の祥月命日のご供養は、実家に集まって行うことが出来ない為、今年は家族のグループラインのビデオ通話を通じて、お互いの家庭を繋げることにしました。両親も不慣れなスマホ操作に慣れ、無事に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 そして、その後は今まで以上にグループラインを通じてコミュニケーションを取り合うようになり、多い時には週数回、お互いの家庭での出来事を共有し合うようになりました。家庭内で、スマホを見て共有することもできるので、夫婦で見て、家族の成長を感じながら、感心したり、笑ったりと楽しみの一つになっています。

 この変化に一番行動が変わったのは父で、これまではスマホを置きっぱなしにしていることが多かったのですが、色んな調べものをしたり、タッチペンを使って長文を送られるようになったり、前よりも行動的になってきました。数年前に足腰を痛め、歩くことに億劫になっていた父が、治し方が載っている本を購入し、自宅で実践、今では毎日のように母と氏神様へ歩いてお参りに行けるようになったと母から報告があり、メッセージを読んだ私達兄弟はとても感激しました。また、父は夫婦でお墓参りや御霊地へお参りに行く時には、必ずメッセージを送ってくれる様になりましたし、何もない時でも私に直接、心配や励ましのメッセージをくれる様になったので、本当に有難いことだと感じています。

 このように親子間のコミュニケーションを取ることが増え、親の子供に対する思い、愛情の深さに改めて気付くと共に、両親はコロナ禍のずっと前から、み教えを軸に家族の絆を育んでくれて、家族仲良く、皆で学び成長し合うことの大切さを身を持って教えてくれていたのだと感じました。家族の絆は両親のお蔭であり、それは後世へと継いで下さった先祖のお蔭様であることに気付かせていただきました。

 このことを日々自覚して、家庭内でみ教えを軸にした生活を実践していき、家族の絆をより深め、両親が喜んでくれるよう、兄弟・家族の絆を繋いでいくために心の交流を継続していきたいと思います。

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