「挑み続けること」

青年副本部長 杉﨑 竜也

 はじめにこの度の静岡県熱海地方や島根県・鳥取県で発生した豪雨災害にて犠牲となられた方々、そのご家族・近親者の方々へお悔やみ申し上げるとともに、怪我や家屋への被害を受けられた皆さまへこころよりお見舞い申し上げます。また、被災地での救助活動が速やかに行われ、これ以上の犠牲が発生せずに一日も早い復旧がなされることをお祈り申し上げます。今後も全国各地で豪雨の影響が心配されるところですが、どうか大きな災害にならないことを祈りつつ、この度の教訓として、共々に自然災害への備えをしっかりとさせていただきましょう。


 さて、梅雨明け宣言が各地で聞こえる頃となってきました。いよいよ夏がやってきます!

近年は猛暑日になることも頻繁にあり暑さが身体に堪えることが多く毎年のように熱中症で救急搬送されるニュースを耳にします。

 屋外、屋内に関わらず細めな水分、塩分補給をして今年の夏を楽しんで参りましょう!


 私は、天職として水耕栽培で"せり"を育て全国に一年を通し出荷させていただいております。本来"せり"は、春先に田んぼの畦などに自生していたり、秋から春にかけて田んぼの中などで栽培するのが一般的ですが、私の住む大分市では、約20年前から水耕栽培による周年栽培【一年通して栽培、出荷すること】を行なっています。

 本来夏には、市場に出ることのない野菜を出荷することは、多くの課題をクリアしなければなりません。私も農業に従事するようになりまもなく20年になりますが、当初から"せり"の栽培に携わらせてもらい種子の発芽率が途方もなく悪かったことを思い出します。(当時は20%ぐらいだったと思います。)

 当時の夏場のせりの栽培は、只々挑戦の日々だったと思います。それから数年後独立してからも夏場の栽培の苦戦が続き発芽率を上げる為の試験や栽培方法など試行錯誤を毎年のように続けて参りました。そしてようやく近年になり発芽率を高い状態にすることに成功し、栽培での問題点も少なくなってきました。これまで挑戦することを諦めなかった先輩や同じ農家仲間とともに栽培状況を共有しあってきた結果だと思います。昨年からのコロナ禍の状況で販売は、低迷していますが挑戦してきた結果が出た事には喜びを感じています。


 長く続くコロナ禍にあり、青年部活動においても多くの困難や課題があるかと思います。中でも現状では、行事開催の自粛や参加人数制限により活動が停滞し、各教区の役員不足や青年部員の減少からお誘いやお導きの消極化につながってしまっていることもあるかと思います。細かく挙げればまだまだ直面する問題は多々あるかと思いますが、一つひとつの課題をみ教えを共有する仲間とともに向き合って挑み続けることが結果的に将来、喜びになると信じます。

 苦楽修行をともに学んで参りましょう!


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