「親から子へ、子から孫へ」

青年本部事務局員 齊藤 隆浩

 皆さん、こんにちは。いつもモバイルサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

 早いもので今月も15日を迎えさせていただきました。気温が徐々に高くなってきて、夏に近づいていることを実感します。コロナ禍で「おうち時間」が多くなっていますが、今のうちに体を暑さに慣らして、健康に夏を乗り切れる体をつくりたいものです。


 さて、今月5月は私にとって特別な月で、4日は兄の祥月命日でした。毎年、家族が両親の家に集まり、兄の御霊魂をはじめ、各家のご先祖様に対して天茶供養をさせていただきます。昨年は各家庭でリモートにて行ったので、久しぶりの顔合わせとなりました。

 仏壇の前に揃い、手を合わせ、父の先達のもと、般若心経を唱え始めた時、なんとも言えない嬉しさが込み上げてきました。ふと、兄は今どのように感じているだろうかと思い、きっと私と同じように、親子孫で元気に会えたことが嬉しくて、そして仲良く過ごしていることを喜んでくれているのではないかと思いました。兄のご供養を通して、このような場を設けることが出来、改めて兄に対する感謝のご供養をさせていただきました。

 ご供養の最中、親の背中越しに仏壇を眺めた時、実家でご先祖様のご命日にご供養をさせていただいていた時の父の背中を思い出し、その時の光景が浮かびました。毎月欠かさずにご先祖様のご供養をさせていただくことが家庭の大切な行事であることを、両親は私たち兄弟にしっかりと習慣として教えてくれたのだと気づきました。

 また、今回は私の娘も初めて参加しましたが、ご供養の後、父の腕の中で抱かれ、しばらくの間、気持ち良さそうにしていました。その時の、父が孫を見つめる優しい眼差しが印象的でした。私が小さい頃に母方の祖父に会いに行った時、最初にいつも握手してくれたことを思い出しました。娘もきっとこのような触れ合い、ぬくもりを感じる中で、祖父母の存在を少しずつ心に刻んでいき、そして大きくなった時も心に存在し続けるのではないかと感じました。


 兄のご供養を通して、親子孫でご供養させていただける喜びを感じると共に、自身の家庭でも家族でご供養させていただくことの大切さを改めて感じました。日々のご供養を通じて、子孫へとみ教えを繋いでゆき、両親はじめ、兄、ご先祖様に喜んでもらえるような家庭にしていきたいと思います。

 来月の父の日には、父に日頃の感謝の思いを伝えたいと思います。

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