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きっかけは〇〇!!

青年副本部長 杉﨑竜也 


 私は祖父の代より学ばせていただいてる3世になります。家も支部をお預かりさせていただいており、幼少期は親戚や会員さんが多く集い、賑やかだった日常を思い出します。

 現在も継続して支部をお預かりさせていただいており、3代目の支部長に母がお使いいただいております。

 我が家がみ教えに御縁をいただいたのは、戦後間もない頃に祖父が知人よりみ教えを聞きに、御霊地まで金剛さまを訪ねて行ったのが御縁の始まりになります。その後、祖父は、当時の先生方からのご指導で座談会を経て支部をお預かりさせていただくようになりました。当時は九州から御霊地まで大祭に参加するのに列車で片道3日かかっていたそうです。

 祖父にはみ教えが大きな希望に感じられていたと思います。当時の杉﨑家は、土地を売り払い日々の食事にも困るほどの厳しい生活状況だったそうで、み教えから正しい道を学びたい一心であったと思います。真剣に学ぶ中でお導きをし座談会、支部へと地域での法縁を広げていきその先の幸福な道を目指していたのだと思います。

 支部をお預かりするようになってから、お蔭様で家族での学びが始まり祖父の子供達が次々と社会に出て働くようになり、厳しい生活だった原因の負債を完済出来、その頃にはより支部の活動も活発化してきたそうです。また祖父は地域の氏神さまの総代や区長なども務め、み教えを実践しておりました。子供達も各々に家庭を持ち支部行事の際は祖父の孫たちが駆け回る光景が当たり前のようになっていました。

 子孫をはじめ多くの会員さんが集う支部となった事は祖父の目指していた幸福の形であったと思います。

 私の両親は共に支部を預かる家で育ち、お見合い結婚をしました。私が10歳になる頃に父が支部長を拝命し、日々会員さんが日参される支部状況で、一心に秘義三法に取り組まれる姿を見て参りました。時には大変な状況を耳にすることもあり、支部での学びや指導の難しさを感じた事を覚えております。

 私は祖父母、両親へと引き継がれてきたみ教えを継承出来るように、青年部のお役目に地区副部長から23年間お使いいただいて参りました。継承を考えたきっかけは、多くの先輩方からのご指導などから、会員さんの幸福の為のお手伝いが出来ればと思ったからです。

 その先には我が家の幸福な形があると信じて、今後もみ教えを継続させていただこうと思います。

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