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やってみないと、何事も始まらない!~ミャンマーに想いを寄せて~

  • gyd465
  • 2021年4月15日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年5月1日

青年本部事務局次長 舘野 庸子

 皆さん、こんにちは、ミンガラーバー!

 いつも、青年部モバイルサイトへの訪問、ありがとうございます。毎月、試行錯誤をしながら、内容更新に努めています。どうか、今後ともお付き合いください。

 皆さん、入園、入学、就職、進級、新転地への異動などなど、誠にお芽でとうございます。4月になり、新年度が始まり、新しい環境へ飛び込んでの生活が多い時期、いかがお過ごしでしょうか?

 何事もはじめての時は、楽しみ半分、緊張半分と複雑な心境だと思いますが、案外、初めてって、ワクワク、ドキドキ、テンションが上がりますょね?!

 大抵は、慣れてくるとそういう素直で純粋な気持ちを忘れてしまいがちなので、どうか、〝初心に還る〟、〝初心を忘れない〟、という気持ちを心掛けていただけたらと思います。


 例年ですと、ミャンマー・スタディツアーを3月に終えて、ツアー参加者の青年部員の方々より、各ブロックで開催される青年講座にて、報告会を行っている月となりますが、コロナ禍に加えて、ミャンマー国内のクーデターの関係で、ツアーを開催する以前の問題となってしまい、非常事態下でもあり私達のツアーの開催は叶いませんでした。

 2017年に始まったツアーも、4回の回を重ね、5回目を行うこの節目の時期に、断念せざるを得ないことになっています。ミャンマー国内にお住まいの、ジャパンハートに関わる全ての人をはじめ、国民の安否を心配はするものの、法界無縁の供養札でご供養することしか出来ない自分の未熟さに、申し訳なさも感じます。

 私には、何が正しいのか、正しくないのか?は、わかりませんが、尊い命が、無闇に、無惨に殺されている状況は良いことだと思いません。

 むしろ、どんな理由があるにせよ、権力を振りかざして行う行為は、間違った行いと思います。

 ミャンマーの国民に対して、何か支援は出来ないものか?と考えていた所、連絡をもらったのが、3月27日の土曜日、在日ミャンマー人が主催する、ミャンマーのクーデター中止や、国軍の動きを緩和できる可能性のある、日本の国の政治家への働きかけの一環として、デモ活動に参加することを決めました。人生初のデモ行進。情報も知り合いもないまま、一人でとても不安ではありましたが、いただいた情報の場所、渋谷へ向かいました。ミャンマー人の中に、日本人らしき人はいるものの、この長い列に入る勇気が湧きませんでした。しかし、何のために、ここにきたのか?今、私にできることは何なのか?もう一度考え直しました。

 その上で、デモ行進整列の中に並ばせていただきました。並んだ列の前の方が、幸運にも日本人の女性の方でした。早速、自分から声をかけて、お知り合いにならせていただき、SNSで連絡先を交換しました。とても心強く感じました。続けて、日本語の話せるミャンマーの学生さんたちにも声をかけ、今後の情報を教えてもらうために、連絡先の交換をさせていただきました。そのうち、デモ行進は始まり、渋谷国際連合大学を拠点として、渋谷のメイン道路から表参道を歩きました。後でニュース等で確認しましたが、大勢のミャンマー人とミャンマーに関わりのある日本人約1,000人が集まり、1時間程道路をシュプレヒコールしながら練り歩きました。

(※本来は車が走っているところを警察の完全警備と、歩く場所は三角コーンとポールなどで、事前に確保してありました。)


 私一人がこのデモに参加しても、特に大きな結果に繋がるわけではないかもしれません。

しかし、行動を起こしてみて、気付いたこと、得たことがありました。

 一人で参加出来たことで、自分に自信がつきました。そして、新たなご縁も出来ました。

また、デモ行進が終わった時に後ろに並んでいた、在日ミャンマー人の女性から、『今日は本当に頑張っていただきありがとうございました。とても感謝しています。』という言葉までかけていただきました。すごく嬉しかったですし、感動しました。

 今回この様な機会をいただき、参加して活動出来てとても収穫が大きかったです。行動してみないとわからないことばかりです。体験してみて、初めて自分の肥やしになることを改めて実感しました。ミャンマーにいる人々全てが、安心して生活できる日が早く訪れます様に、心から祈ります。

 皆さんも新しい環境で、自分からチャレンジしてみてください。そして、お互い様に、老若男女関係なく常にアクションを起こして、自分磨きに精進していきましょう!!


 長文、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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