一つひとつの行動を積み重ね未来を創造しよう

青年本部長 岡野 孝行

 立春を迎える2月、暦の上では春を迎えますが、実際には1年の中でも最も寒さが厳しい季節ともされています。一説には、まだ寒さが残り、衣(きぬ)を更に着る月であるから2月が「きさらぎ(衣更着→如月)」と呼ばれたといわれています。お互い様、寒さに負けず、心身ともに元気はつらつとした生活を送らせていただきましょう。

 さて、先月は全国の数都市で昨春以来2度目となる緊急事態宣言が発出され、私たちの日常生活は、自粛の再強化が求められる状況となりました。世界に目を向けても、日本より数段厳しい状況の国々が多くあることが様々なメディアを通じて、報じられています。

 令和3年のスタートは、このような世界的な閉塞ムードの中での1ヵ月となりましたが、皆さんはこのひと月をどのように過ごされたでしょうか?

 私たち青年部の活動を例にとって振り返ると、昨年12月に、令和3・4年度の役員を対象とした青年幹部研修を開催し、これを皮切りに新たな期の活動が開始されました。例年の幹部研修のように全国の役員が御霊地に集っての研修はできませんでしたが、御霊地を中心として各ブロック・地区が、それぞれ直轄道場や支部に集まり、各会場をリモート接続で結ぶ形で、心と力を合わせ、無事開催することができました。

 そして、今年に入ってからは、私たちを取り巻く状況が更に厳しさを増す中にありながらも、各直轄道場での青年初講座・成人式、そして、各ブロックの班長研修を、幹部研修と同様にリモート環境をうまく活用し、開催をすることができました。

 これは、ひとえに昨年来、全国各ブロックにて議長を中心に着実に積み重ねて下さった青年講座をはじめとする各活動の成果の表れであることは間違いありません。また同時に、会場のご提供やさまざまな面でご指導ご支援を頂ける直轄道場や各支部の先生方、ご支援を頂いた多くの方々のお蔭様であることを、強く感じるところであります。

 さて、先ほどの問いかけに戻りますが、本年スタートの1ヵ月は、昨年のコロナ禍でそれぞれが学んだ心の持ち方が、良くも悪くも反映された1ヵ月になったのではないかと思います。

 もし、自身の欲求や我が儘が先行し、コロナ禍の不自由な生活に不満を抱きながらの生活をしてきたのなら、この1ヵ月も不満とストレスが募る時間になったのではないでしょうか。

 一方、コロナ禍の困難な状況にも不満を抱かず、感謝の心を忘れず、世の為人の為に役立てるように思いやりの生活を送れて来たのであれば、この1ヵ月も変わらず、平穏な心で落ち着いた生活を送ることができたのではないでしょうか。

 私たちの日々の生活は、過去の一瞬一瞬の行動や心の持ち方が、結果となっているのだということを、しっかりと点検し心に刻むことが大切なことなのだと、改めて教わった、この1ヵ月であったと思います。

 節分、立春を迎える今月は、金剛さまが「福は内、福は内、福は内、福はー内」とのご発声で豆を撒かれたように、心を福で満たし、くれぐれも心の中に鬼をつくらぬよう、そして常に感謝の心で、お互い様与えられた環境の中で精一杯できることを努力実践する月とさせていただきましょう。