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三聖地への想い

  • gyd465
  • 2022年9月14日
  • 読了時間: 2分

   青年副本部長 田中 智宏

 第39回青年部三聖地巡拝錬成開催にあたり、2団の団責任者にお使いいただきました、青年副本部長の田中智宏です。

 コロナ禍の為、2年前は苦渋の決断で延期となり、4年の月日を経てようやく開催へのお運びをいただきました。延期と決断されてから与えられた時間として4年間を有意義に活用し、三聖地巡拝錬成の意義をより深く学ぶ事ができ、今まで当たり前が当たり前では無い事であったと、考え方を修正していただくとともに、反省致しました。普段何気に生活している中、自然界の中で私たちは生きているのではなく、生かされているということを染々と痛感させられました。日常生活の中で、雨風しのげる屋根のある家に住み、その土地で生活ができ、暑さ寒さがしのげる衣類があり、身体の成長を成し遂げる三度の食事をいただき、社会での勤めにより普段の生活ができる事が当たり前という想いは、それは大きな間違いであると深く反省させられました。すべてにおいてお蔭様である事に気づかされました。

 今回の三聖地巡拝錬成において、コロナ禍での開催でしたので、様々な試練を乗り越えての参加になったかと思います。各々の生活環境が違うかもしれませんが、思いを込める気持ち、足を運ぶ気持ちは共に一緒だと確信しております。勿論、錬成でありますから厳しい状況に直面し、心が折れそうな場面もあったでしょう。しかし、必死に踏ん張り前を向いてきたからこそ、今回の開催へと導かれたのだと信じております。

 金剛さまは、「たとえ国体に変革があろうとも、伊勢、橿原、泉山を護持し奉る」と述べられておられます。また、昭和22年の三聖地巡拝の出発式における講話で「真の解脱とは全世界の平和を、人類の幸福を祈り、中道を歩み、右に偏せず左に偏せず中庸に歩め。謙譲の美徳を備えよ。神の心をわが心とせよ。」と述べておられます。私たちはみ教えを基本として、どの様な厳しい場面に直面しても、決して屈することなく、動じることなく、一人一人が強い信念をもって歩み続けていく事が大切だと感じます。日常生活を過ごす中、日々の報恩行として、各聖地へ足を運びお蔭様の心で感謝の誠を捧げられる事は、大変ありがたく幸せなことだと思います。

 今回の三聖地巡拝錬成に参加して、気づいた事、学んだ事、感じた事を地域社会や人々へお伝えして、行動へと移していきましょう。第39回青年部三聖地巡拝錬成という行事は終えましたが、各々の活動はこれからがスタートだと思っております。お互い様、精進努力して一歩一歩前進して参りましょう!

 お役目にお使いいただきまして、ありがとうございました。

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