三聖地巡拝錬成 議長の想い vol.7 最終回

※この文章は、第39回青年部三聖地巡拝錬成の延期が決定する前に書かれたものであることをご了承ください。


1月より毎月、本部員・議長のメッセージを紹介してきましたが、今回が最終回となりました。一人ひとりの熱い想いが込められたメッセージを読み、自身の糧とさせていただきましょう!


三聖地への想い

関西ブロック議長 上薗 一樹

 三聖地と言えば、私の場合、その半分は鼓笛隊活動と一体である。初参加当時小学1年生の私にとって、三聖地は友達との楽しい旅行だった。バスの中ではお兄さんたちが楽しいレクをしてくれ、聖地に着くと演奏をし、それが終わるとアイスクリームや冷たいジュースが待っていた。夜は、旅館の古びたゲームコーナーで散財し、花火を楽しんだ。子ども達だけでお土産を買いに行くのもワクワクした。三聖地は年に1回の楽しいイベントだった。

 高校生ぐらいになると、今度は小学生たちを楽しませる役割になった。昔してもらったことを思い出し、どうすれば楽しいか考えることは苦にならなかった。しかしある年、「今年で三聖地巡拝錬成は終わり」と告げられ、非常に寂しく、残念な思いだった。

 数年後、「リーダーズフォーラムという行事に参加してみないか。」と当時の部長に誘われ、迷わず参加の返事をした。内容が「三聖地巡拝」だったからだ。鼓笛隊としての参加ではない三聖地に興味があった。そして、このフォーラムで、三聖地の魅力に初めて触れることとなる。

 まず、事前学習。各聖地の意味や参拝の意義が分かりやすく書かれた資料が渡された。読み進めるごとに聖地にすごさを感じた。今までただ楽器の演奏をする所だった聖地が実はとんでもない所だったことを理解していった。

 そして当日。参拝前に講話があり、さらに三聖地の尊さを知った上で聖地に足を踏み入れた。それまでに感じたことのない気持ち良さ、不思議な落ち着き、そしてピリッと引き締まった空気を感じたことを今でも覚えている。三聖地が「演奏場所」から「聖地」に変わった瞬間だった。参拝時には大きな感謝の念が自然と湧いてきた。「この国に生きて良かった。」「み教えに縁があって良かった。」純粋にそう思えた。そして、この思いは今でも三聖地を参拝させていただくと自然と溢れてくる。ただし、今はその上に「公的な感謝」が乗っかっている。今の日本が、日本国民が平和にあることへの感謝だ。そう思えるようになった自分は少し成長したと思って良いだろうか。

 このフォーラム以降、三聖地が大好きだ。月並みな言葉だが、参拝時の抑えようのない高揚感を表すにはぴったりの言葉だと思う。

 初めは、ただただ楽しいだけだった三聖地巡拝錬成。私は、有難いお運びがありその尊さ(きっとまだその一端に過ぎないが)に気付かせていただいた。高校生の頃、子ども達に楽しんでもらいたいと考えていた時と同じように、今度は三聖地の素晴らしさを後輩たちに伝えていくのがお役目だと勝手に思っている。青年部のお役目を頂いてからは、そう思ってお誘い活動にも力を入れてきたつもりだ。そして、その中の誰か1人でも三聖地大好き人間が出てきてくれればこの上なく嬉しいことである。