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生命の神秘に迫る!? ~小惑星探査機はやぶさ2の活躍より~

岡野 孝行 青年本部長

 7月11日小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星『りゅうぐう』への2回目の着陸に成功したとの報が入ってきました。この報道を耳にし、2010年に初代である「はやぶさ」の小惑星『イトカワ』からのドラマティックな帰還劇を思い出した方も多いのではないでしょうか。

 2代目となる「はやぶさ2」に課せられたミッションは、太陽系の誕生と生命誕生の秘密に迫ることなのだとのこと。そして、今回「はやぶさ2」が着陸に成功した小惑星『りゅうぐう』は、太陽系が生まれた頃(今から約46億年前)の水や有機物が、今でも残されていると考えられているのだそうです。

 地球の水はどこから来たのか、生命を構成する物質はどこでできたのか。どこまでその秘密が解き明かされるのか、ついワクワクしてしまう話ですね。

 地球をはるかに超えて宇宙を舞台にしたこのはやぶさ2の活躍には、壮大なスケールを感じますが、私はこの宇宙という言葉を聞くと、金剛さまが遺された真行にしるされた文章が頭の中に浮かびます。いくつか例を挙げてみると以下の通りです。


・宇宙は之(こ)れ悉(ことごと)く神の表現であり万象の奥には皆神が在(おわ)す

・信仰の対象は如何なる場合に於ても其の究極の対象は、天神地袛でなければならぬ。それは宇宙の至高絶対の神であらせられるからである。


 金剛さまは、大宇宙を神の表現であるとされ、その究極の対象を天神地袛とされています。

 その大宇宙の運行の中で私達人類をはじめとしたあらゆる命が誕生し、その法則に従い幾多の命が育まれ、脈々とそのリレーがなされてきたということを理解できると思います。

 更には、真行の中で金剛さまは、神々が遍満(へんまん)する大宇宙の中で、私たちのご先祖様は、神々様がいらっしゃる神界(しんかい)と人界(じんかい)を結んでくださっているとも仰られています。〔詳しくは真行を読もう!〕


 さて、急に話は「はやぶさ2」に戻りますが、地球への帰還予定は2020年とのことです。そして、『りゅうぐう』より採取された物質が分析(ぶんせき)され、生命の神秘が明らかにされる〔かもしれない〕のは、まだその先になるかと思われます。

 解脱を学ぶ私たちは、「はやぶさ2」の帰還を待たずとも、金剛さまのお遺しくださった、天茶供養や御五法修業を実践し、ご先祖様としっかり繋がることにより、神界を通じて生命の神秘に、より一層迫ることもできるのではないかと思います。

 お互い様、今月も解脱のみ教えを日々実践し、明るく楽しい生活を送らせていただきましょう。

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