青年の主張

平成30年6月

中部ブロック青年講座にて

名古屋第1教区・名古屋仲田支部

中島 翼

 2001年1月2日僕はこの世に生を受けました。両親から産まれた時のことを何度も聞かされましたが、1月1日に産まれれば、21世紀始まってすぐに産まれた子として、新聞にも載ったかも…??実際に翌日の新聞には、1面に21世紀初めの赤ちゃん誕生ということで、写真付きで報道されていました。ですので父からは何度も「せっかく記念に新聞載ったかもしれないのに、どうしてもっと早く産まれてこなかったんだ…?」と冗談で言われます。(笑)でもこの通り五体満足、健康で産んでくれて、本当に両親には感謝します。僕は2人の兄といつも一緒に遊んだりしていたので、小学校まではサッカーをやっていましたが、中学生になると陸上の中距離に興味があり、陸上部の部活に入りました。いくら練習しても、最後の直線で足が上がらなくなってしまうのですが、それでも周りの人に追いつかれないよう最後まであきらめずに走り抜けるというのは僕の身体面と精神面を鍛えるのに十分だったと思います。尾張旭市主催のジョギング大会に父と一緒に参加した時も、日頃から鍛えて走るのには自信があったであろう父を大きく引き離し、父がとても悔しがったことがありました。歳の差もあるので父と比べてはいけないのですが、そのときはとても嬉しかったことを覚えています。高校生に入ると、演劇に興味を持つようになり、友人と一緒に演劇部に入りました。兄二人はずっと運動部に所属していましたが、兄弟で初の文化部へ入部となりました。「正直文化部だし、練習とか楽でしょ?」と思っていたのですが、想像よりも肺活量を鍛えるための運動や感情をこめて台本を読むということがとても大変で、いつも家に帰る頃にはへとへとになっていました。初めての大会では音響を担当し、パソコンで音源を取り込んだり、編集したりと地道にコツコツする作業ばかりでした。でも僕はとても楽しく夢中で取り組みました。僕の編集した音源を使い、演劇最中に必要な場面で流したり、止めたりと、絶対に失敗は許されなくて緊張しましたが、終わってからとても充実した気持ちになりました。

 その後の大会からは、キャストをやらせていただくことになり、膨大な量の台詞と動きを覚えるのは大変苦労しました。演劇を通して僕は2つのことを学びました。1つ目は「仕事をしている人達はみんなかっこいい」ということです。大勢の前に出たり、努力が目に見える仕事もとても大変ですが、そこには裏方さんなどの多くの方が携わっていて、一人ひとりがあるひとつの物を完成させるために頑張っている姿があることを知りました。2つ目は言葉を通じて相手に気持ちを伝えるコミュニケーションの大切さです。金剛さまのお言葉にある「人を活かすの雨は人を殺すの雨になります・・・云々」のように、言葉は人を勇気付けることもできれば、一歩間違うと人を傷つけてしまうこともあります。聞いている人にどう伝えたら良いのか?自分の演じた内容がどうやったら、100%伝わるのか?そして自分の演じたものに対して、笑ったり、泣いたりなど、相手の心に響くことが出来たら最高だな。とすごく考えるようになりました。これら学んだことを活かして、これからの自分の前に悩んでいる人や苦しんでいる人が現れたら、自分の持っている力を最大限発揮して、その人を元気付けたり、勇気付けたりするなど少しでも人の役に立てるような人になりたいです。