青年の主張

平成31年10月度 関西ブロック青年講座にて

滋賀教区 長浜神前支部

柳田 朋良

 皆さん、10月度の青年講座、おめでとうございます。もうすぐ37歳を迎える目前で、青年の主張のお役目をいただけたことは、何かの縁だと感じたので、素直に自分の体験をお話したいと思います。

 自分は生まれた時から親に連れられ、支部に足を運んでいました。気づくと子供会、そして青年部員として、先輩方に連れられ参加していましたが、高校へと進学するにつれ、バイトへと明け暮れ、先輩方の毎度の誘いも断る日々が続きました。高校を卒業し、専門学校へと進学したころ、本腰入れて勉強をしないと単位が取れない状況になり、泣く泣くバイトを辞めることになるのですが、そんな折に、先輩のいつものお誘いにより、久しぶりに青年講座に参加する運びとなりました。ブロックのお役目を持っている方達と出会い、その頃、教区副部長(たしか…。)で作られた専門部に、自分もお誘いしてもらって仲間入りをすることとなりました。ちょうど二十歳ぐらいの頃のお話です。たくさんの仲間が教区を超えてたくさんいることがなにより楽しく、自分は足繫(あししげ)く道場に通っていました。

 そして、関西ブロックに鼓笛隊が立ち上がり、自分もその中に入ることとなるのですが、数年後には隊長のお役目のお話をいただき、嬉しかった自分は何も考えずに二つ返事でお役目を受けることにしました。正直に言いますと、ここからの記憶は曖昧で、自分の中で何が起こっていたかがわかっていないのですが、ここからはただただ悩みの時期に入ります。何をすればいいのか、どうすればいいのか解からず、でもわからないだけでは何も進まず、周りからたくさんの助言等をいただいても、自分は何か出来ているとは感じられないぐらい、何もわかっていませんでした。

 それでも求められ続ける日々が続いた結果、自分はお役目を放棄し、一切連絡を閉ざす、という選択肢を選びました。携帯は出ない、ひどい時は携帯の電源を切って過ごしたり、とにかく逃げることに必死でした。今思うと、かなりひどいことをしていたと感じています。思い返すだけで 、その当時必死に手を差し伸べてくれた人たち、当時の鼓笛隊メンバーにどれだけ迷惑をかけていたか、謝っても謝りきれないことをしていました。それでも、こんな自分に必死になって手を差し伸べてくれる人がたくさんいて、そのお蔭で、青年講座には出ることはなくなってしまいましたが、自分の気持ちが向いたときに活動することは出来ていました。

 たくさんの仲間がこんな自分を助けてくれていたにも関わらず、その当時の自分は周りに対して信用が持てず、ふてくされる日々を送るわけですが、そんな中でも、一つだけやっていたことがあります。それが氏神様への足運びでした。何かにつまずいたとき、悩んだときは、氏神様に悩みを聞いてもらうといいよ、と先輩方より聞いていたこともあり、いつも氏神様に通っては、ブツブツと独り言をつぶやいていました。決して何かが解決していたわけではなかったですが、それでも参拝後には、明日頑張ろう、と思うことが出来ていました。

 それから数年が経ち、少しずつではありますが、青年講座に参加できるようになり、自分としてはかなりハードルの高かった三聖地巡拝錬成にも参加することも出来ました。そんなおりに、支部より青年部の班長のお役目を使わせていただくことになり、今も班長としてお役目にお使いいただいています。今になって、あの当時の自分を振り返って感じていることですが、あれだけ自分なんかのことを気にしてくれていた先輩方、支部長先生他たくさんの人がいてくれているにも関わらず、自分は誰にも相談や悩みを打ち明けることを全くしていませんでした。そして勝手に自分で塞ぎ込んでいたというわけです。今だから言えますが、あの当時は支部にも通わず、楽しいことだけをしているような状態だったため、そんな自分の過ちに気付かせてくれるための運びだったと思っています。なぜ今、自分がこの年齢で班長のお役目を受けているのか、その意味はあの当時の自分のような青年部員を作らない、それも含まれている気がします。先輩方の教えの中で一番 言われている言葉、支部に足を運びなさい、この言葉の意味を支部の青年部員に伝えるために自分はいると感じています。

 今、自分には、たくさんの相談相手がいます。支部長、支部長代行、青年部OBOGのみなさん、支部会員のみなさん、そして、ここにいる皆さんです。皆さんが相談に乗ってくれ、助言や応援してくれたおかげで、今年の三聖地巡拝錬成には、23名での参加ができました。本当に感謝しかありません。ありがとうございます。人は変わるもので、自分は毎月感謝日に休みをとり、感謝日準備の手伝いをし、昼、夜の部、どちらにも参加しよう、と思えるようになりました。自分の経験から言うと、もしここに、何か疑問や不安を抱えている人がいるようでしたら、まずは支部に通って、支部長先生や先輩方に相談してみてください。小さなことでもなんでも話して下さい。きっと親身になって話を聞いてくれるはずです。そしてそれでも納得できないことがあるなら、氏神様にも相談しに行ってください。もしかしたら、何か気付けることがあるかもしれません。皆さんが毎日充実して楽しい日々を送ってもらえることを切に願います。

 以上で青年の主張を終わらせていただきます。ありがとうございました。