青年の主張

令和元年12月度 神静ブロック青年講座にて

「解脱との向き合い方」

神奈川教区 大井支部

小島 夕実

 私は今年の4月から大学に進学させていただいたことで、時間に余裕が持てるようになり、青年部活動に積極的に参加できるようになりました。それによって、周りの環境の変化とともに、自身の考え方の変化や気づかされた学びが多くあったのでお話させていただきたいと思います。

 まず解脱という勉強の場が自分にあるということは、本当にありがたいことであると気付かされました。多くの人生の先輩方の豊かな経験で学ばれたことや、考え方を共有し、お話を聞ける機会はとても貴重なことだと思います。お話を聞きながら、普段の生活を振り返って反省し、少しずつ学びを自分の中に落とし込めるようになってきました。

 その中でも、よくお話しされる事は、解脱の中心は「思いやりの心」であるということです。普段は開かなかった解脱誌の先月のみさとしを読ませていただいたところ、情け深い心で人を思いやる「仁愛」と、まごころという意味を持つ「至誠」という言葉で、人の幸せを願って行動できる人にこそ、自ずと良い運命が開ける。人のためにと考えて生きていれば、喜びに満ちた人生を歩むことになる、といったところに私は共感しました。誰かを思いやることは日常の中で常に意識していないと難しい事で、私自身つい自分のことに精一杯になってしまったり、相手からの見返りを期待してしまったり、という経験も多かったと思います。しかし、反対に意識さえしていれば、日々の中で思いやりの心を磨く機会は小さくともたくさんあることに気がつきました。実践してみると、友達のために何かしたり、他人が困っていたら手伝うということは、何気ない事でも勇気がいることなのだと思いました。

 それでも、誰かのために行動できた事実は、自信に繋がり、明日も頑張ろうという不思議な気持ちになった事を覚えています。こういったことを積み重ねることができれば、解脱の学びを自分のものにできるのではないかなと思いました。この気づきがきっかけとなり、何か人のためになりたいという思いが強くなりました。


 それを実感したところに、ミャンマー・スタディツアーのお話をいただきました。2019年度の報告会を拝見し、ミャンマーに行くと、当然のように自分よりも相手を優先させて行動するようになるという言葉が印象に残り、自分も行きたい!と純粋に心を動かされ、参加させていただくことになりました。

 私は昔から行動力がなく、気持ちはあっても計画を立てて実践することが苦手でした。しかし、今の自分は気づいたら今回のツアーの事前学習に参加していて、強い想いがあれば何かを実現させることは難しい事ではないことに気づかせていただいたと思います。このタイミングで行かせていただけるのも何かのご縁だと思いますし、周りの人にも、そんな機会があっていいな、と言われることも多く、改めて解脱を学ばせていただいていることに感謝しています。参加する女性メンバーが私を含めて3人と少ないのですが、その中で私が最年長ということで、女子リーダーを務めさせていただくことになりました。今までは最年少であることが多く、末っ子である私には少し責任が大きく感じてしまうのですが、私が引っ張っていくという気持ちを持ち、そして良いモチベーションになったのでよりよいツアーに出来るように全力を注ぎたいと思っています。

 普段の自分のだらしない部分や未熟さを脱却したいという自己成長も参加理由の一つなので、まずは自分のために今たくさん挑戦して吸収し、自分が与える立場になったときにより多くのものを与えられる人になりたいと思っています。まだまだ知らないことばかりだと思いますが、やっと解脱の学びへの第一歩を踏み出せたと感じているので、これからも一生懸命学ばせていただきたいと思います。

 これで青年の主張を終わらせていただきます。

 ご静聴ありがとうございました。