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青年の主張

令和3年6月度 東京ブロック青年講座にて     

東京第1教区・日野台支部

古田島 啓太

 みなさんおはようございます。日野台支部に所属しております、古田島啓太と申します。

 今回初めて青年の主張のお役目にお使いいただきます。簡単ではありますが自己紹介をさせていただきます。現在30歳、支部の副班長のお役目をさせていただいております。曽祖父母の代から解脱にご縁をいただいておりましたので、解脱4世となります。大学卒業してからの経験、現在についてお話させていただきます。

 大学4年生になってから不登校が始まり、テストも無勉強で受けることが多々ありました。その影響で前期の単位が1単位となってしまい、留年してしまいました。私が入った環境安全工学科という学科の1期生として卒業することができませんでした。単位がギリギリだったため就職活動する時間すらなく、2月に入っても卒業論文が終わらず、毎日研究室に行っていたのを今でも覚えています。5年ではありますが、無事に卒業することができました。

 大学在学中に続けていた飲食店でのアルバイトを卒業後も2年間していましたが、このままだといけないと思い、就職活動をすることにしました。

 都内で開催されている転職フェアに参加して派遣会社に就職がきまりました。最初は都内の病理検査系の会社だったので、支部の近くのアパートに一人暮らしすることになりましたが、社会人として初めての慣れない仕事、人間関係のため3ヶ月で派遣先会社を辞めることになりました。その後は、千葉での仕事が決まり、また一人暮らしをすることになりました。ここでは、主に工場排水や食堂排水などの産業排水の浄化に使用するスポンジ製の製品を薬品に漬けて耐久性の確認や摩耗の機械にかけて強度を比較する仕事をしていました。契約満了のため、約3年で派遣会社を退社しまして、転職活動をし直しました。

 その後フォークリフトの免許を取得しまして、コロナが本格化している中、2020年1月に成田空港で航空貨物を取り扱う業務をしている会社に採用が決まりました。去年の末くらいにコロナの影響もあってか、空港の到着便が乱れ始めたため、作業中のトラブルが多発するようになり、他の専門会社に業務委託することになりました。外部委託することになり、他空港から来ている人は転職したり違う会社に出向したりするがほとんどで、私もどこか違う場所に転勤させられることが不安でした。私は成田空港採用だったので地方に飛ばされることはありませんでしたが、成田空港の関連会社に出向することになりました。

 元々現場で仕事してきた私ですが、今は代理店から英語で送られてくる情報をもとに、貨物の品目や個数など入力するデスクワークの仕事をしています。場所も環境も変わり、1から仕事も覚えるのも大変です。出向する前に直接社長から「会社でも他の空港でもやったことない業務だから頑張ってほしい」とのお言葉をいただきました。今の会社に入ってまだ1年の私が会社にとって初めての仕事を任せられることについて不安でしたが、代表のお言葉が大きな励みとなりその期待に添えられるように日々努力している現在です。

 話がかわりますが、私がこの青年講座に足を運ぶようになったのは御霊地の青年研修に参加したのが始まりでした。支部青年部班長から青年研修に参加してみてはどうかとお誘いをいただきました。青年研修に参加してから、もっと解脱について学びたいと思いました。また、多くの仲間と出会うことによって青年部活動に興味がわきました。これまでの青年部活動は、大祭や感謝会だけに参加することだけでした。大学在学中はスキー部やアルバイトに力をいれていたので、家から距離が離れているため青年講座に自分から行くことはほとんどなかったです。しかし、青年部活動に参加するようになってから、青年研修を通じて多くの仲間と共に解脱について学べるってこんなに楽しいことだと改めて実感させてもらうことができました。

 また、三聖地巡拝錬成ではバス班長という大役もさせていただきました。先輩からのご支援もあり無事にお役目を終えることができました。前に立って誰かをまとめることが私の苦手分野でしたが、お役目をされた先輩や仲間からの支えがなければ、バス班長のお役目を終えることができなかったので、感謝の気持ちでいっぱいでした。

 お役目や仕事を通して、活動の幅が広がり、たくさんの人と関わることが多くなりました。新しい事に挑戦することで、将来の自分の生き方を変えられると思っています。 

 今の仕事は大学在学中に学んだことと全く違う業種ですが、苦ではなく毎日が楽しいです。私にとって青年部活動が、お役目や仕事に対して新たな自分を見つめ直すきっかけをつくってくれた場所で、今まで以上にやりがいを感じるようになりました。

 現在も感染者が毎日増えていて、マスクがいらない生活に戻る未来が見えないですが、コロナが終息しますようにと願っています。

 以上で私の青年の主張とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。








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