青年の主張

平成30年3月度 神静ブロック青年講座にて 

神奈川松風町支部

竹村 美織

 神奈川教区副部長と、支部班長のお役目にお使いいただいています。

 私は、現在、葬儀会社で働いています。仕事で気付いた事を話させていただきます。

よろしくお願いします。

 私は以前、カラオケでアルバイトとして働いていました。

 そこでの仕事は楽しく、同僚とも仲良く、とても充実していました。

 ですが、会社自体の売り上げが悪く、他店は大量閉店、社会保険に入っていたスタッフはリーダーを除いて全員会社都合で抜けることになりました。上司からは辞めてもいいとの話はされましたが、その時はまだ、給料は減るし、時間も短くなるけど、次を探すのも面倒だし、何より仕事に行くのが楽しいくらいスタッフ同士仲が良かったから続けることにしました。ですが、思ったより過酷でした。一日8時間働いていた時間は4時間から6時間に、しかも6時間でも長い時は1時間半以上の休憩を取らされ、給料は半分以下になりました。何をするわけではないですが、あまりにも少なく、これじゃあ生活が出来ないと思い始め、やめる事を決意し、他の仕事を探し始めました。

 この時は土日にお店が忙しかったので、土日がメインの青年部活動にはなかなか参加出来ないことがあり、女子部リーダーのお役目をいただいてはいましたが、ほぼほぼ一緒にやっていた小島女子リーダーにお誘いなどお願いして甘えていました。

 そして叔母の紹介で、今の会社の面接に受けさせていただくお運びになりました。

 今足りてないのが、通夜や告別式の時に食べる食事の提供をする仕事をするスタッフとのことでした。それならカラオケでも食事提供もしていたし、自分でも出来るだろうと思いました。合否の連絡は1週間以内との話でしたが、ありがたいことに面接をしたその日のうちに合格の連絡が来ました。最初のうちは、裏方のみの仕事で、葬儀の仕事というよりは、飲食店のキッチンをしているような気分でした。 普段なら慣れたらお客様の前でのサービスと言われていたのですが、2回目の出勤で、あなたは若いから大丈夫!と半ば無理やりお客様の前に出された時は衝撃でした。若いからと言うのは、現場に出ている人で20代は指で数えられるくらいしかいない状況でした。若い人は現場ではなく、営業に出ていたからでした。

 一番上の方は、会社が出来た初期からいる69歳の定年間近の方でした。

カラオケの時は、ほぼ20代で、唯一の正社員である上司も40代で和気藹々と仕事をしていたので、正直こんなにも歳が離れている人たちと一緒に働くなんて大丈夫かなと早々に心配になりました。ですが、皆さん優しく、時には厳しく指導をしていただきました。人生の先輩でもあるので、礼儀の作法なども尊敬することが多く、勉強になりました。

 私自身、この会社に勤める前に祖父の葬儀でお世話になりました。私はおじいちゃんっ子だったので、通夜も告別式も全てにおいて泣いていたのですが、その時、笑顔でお疲れ様でした。と迎え入れていただいたのがとても心に残っていました。相当な人数の方に参列していただいて大変だったと思うのに、嫌な顔一つせず、対応をしていただきました。

この仕事を始めて、そのことを思い出して、どんなお客様にも自分も同じような素敵な対応を出来るように心がける事を決めました。

 仕事にも慣れてきて、食事のサービスの他の仕事の手伝いもするようになりました。

告別式後の最後のお別れと、出棺のお手伝いが多くなりました。故人様と親族の最後の対面になるので、最初のうちは、知らない人の式でも悲しみが深いと感情移入してしまい、悲しくなることもありました。今はだいぶ慣れましたが、この時ばかりは、笑顔での対応も出来ないのでなかなか難しく今でも学びながらにさせていただいています。

 お経で般若心経を唱えている宗派があると、反応してしまいます。

 そして、偶然ですが、昔、解脱を学んでいた方がいらっしゃり、今、私が青年部活動をさせていただいている事を話すと、昔を思い出すなぁととても親身になっていただいています。

 その方は、葬祭ディレクターという仕事をしており、式の全体を取りまとめる重要な役割をしている方です。わかりやすいお仕事としては、司会をしている方です。その方は以外にもそのお仕事をしている方はとても尊敬しています。どんな宗家でも嫌な顔一つせず、要望を聞いて、素晴らしい式に進行して行きます。この方たちはとても勉強をし、難しい試験も受けていますが、私も自分の祖父のお式をしていただいた時に、とてもお世話になった覚えがあるので、食事や、出棺などの手伝いだけではなく、いつか私もこのディレクターのお仕事をして人の役に立てるように仕事をしていきたいとこの1年働いて感じました。

 解脱を学んでいて、人の役に立つことは大事との話は聞きます。解脱を学びながら仕事に活用できたらと思います。今は何曜日に混むという事がないので、好きな時にお休みをいただけるようになり、自分自身青年部活動にも出やすくなりました。

 カラオケで働いていた時は休みも不定期で週1休みの時もあり、疲れていると貴重な休みを青年部で取られたなと思う時期もありました。ですが、今はお休みもしっかり取れる会社で働かさせていただいているので、青年部活動と仕事の両立も出来て、以前よりもだいぶ余裕が出来るようになりました。

 これからは仕事でも青年部活動でも人の役に立てることを一番に考え、実践し、取り組んで行きます。先月の所信表明でもお話ししましたが、私1人が頑張っても今の神奈川教区が元気ない状態がすぐに変化するとは思えません。青年部、親会のみなさん、全員で協力しあって、変えて行けるように頑張りましょう。よろしくお願いします。