み教えを学んでいてよかったこと Vol.2
高木 大輔 青年副本部長

一番には「妻と出会えたこと」を上げたいと思います。妻には感謝しかありません。
妻とは青年部活動で出会いました。互いに違う教区/支部でありながらも、楽しさも苦しさも経験する支部青年部班長同士、励まし合い、競い合い、切磋琢磨した仲間の一人でした。
まもなくして結婚のお運びを頂き、3人の子供に恵まれ、家族みんなでみ教えを学び実践できる今の幸せな家庭があるのは、神々様、金剛さま、ご先祖様、両親そして妻のお蔭様だと、結婚18年目を迎えた今更になってですが心から感じております。
振り返ると、結婚当初の私は過信と不満ばかりでした。仕事や青年部活動など、外では体力尽きるまで動き回り、家に帰ったら家事と育児を分担。妻とゆっくり話しをする時間を作る余裕も体力もなく、気絶するように眠る毎日。妻には寂しい思いをたくさんさせてしまったと思います。しかし当時はそのような生活が当たり前だと思っており、妻の不満が爆発したものなら、ならこちらもあるぞと不満で返し、さらには自分を棚に上げて「解脱を学んでいるのにどうして感謝で受け取れないんだ」と心の中で妻を責めていました。
妻には子育てに関して信条があります。その一つに「解脱会行事を優先させる」があります。私が仕事でいなくても子供たちを連れて支部に行き、私がお役目で側にいられなくてもこども会や青年部行事に連れて行っていました。そこに行くための準備も妻、帰宅してからの夕食作りも妻、本当に大変なことだったと思います。
あれから年月が経ち、子供たちが成長した今、支部や青年部行事に参加することを、全員が心から楽しんでおります。家族を大切にし、面倒見が良く、何事にも積極的に取り組める、心の優しい子達に育ちました。もちろん支えて下さった多くの方々のお蔭様ですが、子供たちが立派に成長している姿をみますと「足運びをして、解脱の縁に触れること以上の子育てはないのではないか」と考えるようになり、それを妻が体現してくれました。そして、ふと思うわけです。私がこれまで一体何をしてきたのでしょうか。そんな妻をどんな時でも大きな愛情で包むことが、本当に私が当時からすべきことであったのだと、今更ながらに反省するばかりです。
金剛さまから「夫婦お互いの要求を一切捨て、真の夫婦に生きれば、幸福の家庭が出来る。」とお勉強を頂いているにも関わらず、何一つ出来ておりませんでした。相手を責めるのではなく、全てのことは自分事として捉え、心直しをしていく。そして夫婦円満にみ教えを学ぶ生活が、幸せな家庭、社会、世界を作るのだと、妻と出会ったことで教えて頂きました。私を成長させてくれている妻に心から感謝し、これからも夫婦で共に、解脱の道に励んでいきたいと思います。
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