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青年本部会役員コラム

み教えを学んでいてよかったこと Vol.5

田端 剛 青年本部員



『まわり道ではなく、必要なこと』


 私は、小さい頃から父に連れられて、支部や御霊地に足運びをさせていただくことで、解脱のみ教えを学ばせていただいてきました。そんな私は、高校卒業後の就職を目指すべく、高校生活を送っていました。二次試験の面接で不合格となり、高卒での入庁は叶いませんでした。

 小さい頃から、高校卒業後に市役所に入ることを目標としていたため、その目標が叶わなかったことで、自分の中でぽっかりと穴が開いてしまう虚しさと、進路変更を余儀なくされたことによる焦りがありました。そして再起を期そうとしていた時に聞かせていただいたのは、「全ては相応しく与えられる。不足を嘆くのではなく、与えられているものに感謝することが大切だ」ということでした。当時、私は、「まわり道をさせられる」というネガティブな心境でしたが、「これはまわり道ではなく、自分を成長させるキッカケを貰えたのだ」とポジティブな感情が沸いてきました。

 大学生活では、様々な出会いがあり、新たなことを学ばせていただきました。支部でお浄めをさせていただいた折に、「就職試験を受けさせていただけることは当たり前じゃないんだ」と気づかせていただきました。それまで「何とかして受からなければいけない」と自分で自分を追い込んでいましたが、「試験を受けるご縁をいただける自分になれるように相応しくお使いいただこう」と思えるようになり気持ちに余裕ができました。結果的に目標だった市役所に就職することができ、現在に至っています。定期的に部署が変わり、担当させていただく仕事が変わることで、新たな成長のキッカケをいただいております。

 私たちは、様々な縁がある中で、自分にとって相応しいご縁をいただいています。与えられたことに感謝すれば、そのご縁を活かす術が見えてくるはずです。

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