青年本部会役員コラム
- gyd465
- 5月15日
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更新日:5月16日
み教えを学んでいてよかったこと Vol.9
内田 恵一郎 青年部教務員

これから皆さんが青年部活動を役員として活動していくにあたって、今回の講和で私がお伝えしたいことは2点あります。1つは、役員の行う青年部活動は「根気」のいる活動であるということ。もう1つは青年部員から見た役員は、年上の人、偉い人、友達付き合いできる人というようにその関係性で様々な表現が出来ますが、多くは「お世話になった人」になると思います。つまりこれから役員として活躍していく皆さんは、青年部員たちをお世話する立場になるということです。
私は今年より神静ブロックの議長を務めさせていただいておりますが、この立場になることが出来たのは間違いなく、過去の私を支えてくれた当時の青年部の役員の方々の存在があってこそだと思います。今日は私が実際に青年部の役員の方々に大変お世話になった体験を中心に話していこうと思います。
私が青年講座に参加して青年部活動をやるようになったのが大学生くらいの頃、今から17、8年前くらいになりますが、そのころの私は今とは比べ物にならないほど根が暗く、他人に興味がなく、知らない人と会話をすることに多大なストレスと苦痛を感じるタイプの人間で、青年講座に参加していても誰とも会話せずに帰る、イベント事にも全く参加しない、大学生活においても同じ実験グループになった人と少し会話をする程度でそれ以外では会話しない。そういう人間でした。
しかし、そんな私に根気よく話しかけてくれたのが、当時の青年部の役員たちでした。話しかけられても大体一言二言しか返していなかったと思いますし、大変失礼な態度を取っていただろうと思います。それでも諦めずに話しかけ続けてくれたお陰で、確か2年くらいだったと思いますが、その間、毎月話しかけてくれて、少しずつ一言二言だったものが会話と言えるものに変わり、毎回断り続けていたイベント事にも「参加してみよう」と思うように変わっていきました。
それからすぐに支部副班長のお役目をいただき、青年部の仲間たちと様々な体験をさせてもらいました。今は議長というお役目をいただけるようにもなり、また、勤め先ではチーフという立場も昨年いただきました。大学生時代に役員の皆さんに根気よく声をかけてもらわなければ、今の私は無かったでしょう。もしかしたら青年部活動にも参加せず、今の勤め先にも勤めていなかったかもしれません。文字通り人生が変わりました。次は私が青年部員たちにとって「お世話になった人」になれるように、青年部員たちの人生に少しでもポジティブな変化を与えられるよう精進・努力させていただきたいと思いっています。
さて本日の話しをまとめると、青年部活動は「根気」がいる活動です。話しかけ辛い人や馴染めていない人にこそ声掛けをして下さい。私の様に最初は嫌だなと感じていても将来、それが良い影響を与えることに繋がっていくでしょう。また、皆さんは青年部員をお世話する側に立ちました。その自覚を持ってまごころから青年部員たちを導いていって下さい。
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