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1ヶ月の気付き 令和6年7月度

小澤 雅樹 青年副本部長

令和6年7月度 青年本部会学習より



 湘南道場で耐震工事が計画されており、その一環で道場にあるグランドピアノが置いておけない事になってしまいました。アップライトピアノであれば引き合いがあるようですが、グランドピアノとなると場所をとるためか、なかなか引き取っていただく先が見つからず難航しましたが、小田原酒匂支部の鈴木陽子支部長をはじめとする様々な方のご尽力・おかげ様で無事引き取り先が見つかりました。


 何でこのような話をするかというと、湘南道場にあるグランドピアノは私が所属する神奈川平塚支部の先代支部長である大木米吉さんが昭和44年(1969年)、今から55年前に寄贈されたものだからです。余談になりますが、このグランドピアノは内部にプラスチックの部品が使われていない事に加え、ヤマハの前身である日本楽器製造株式会社(日楽・ニチガク)の表記が残る非常に希少なグランドピアノです。


 妻が嫁いできた時、支部の先輩から「ピアノが弾けるなら報恩日と感謝日で会歌を伴奏して欲しい」と依頼され、会歌の楽譜を引き継いだ経緯もあり、去る7/19(金)本部の三浦先生、佐久間先生、湘南道場 徳田道場長、神奈川教区 本多教区長、小河本部教務員、立ち合いのもと奉納演奏という形で最後のピアノ演奏がおこなわれました。

 演奏後、ピアノにも魂が込められているので、これまでの感謝と今後新しい場所でも活躍される事を祈念して、全員でご供養をさせていただきました。


 「モノを活かし、大切に使わせていただく」当たり前のことですが、改めてその大切さを感じました。

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