高木 大輔 青年本部員
令和6年9月度 青年本部会学習より
「妻に何を遺せるか」
去る8月に実父が突然霊界入りしました。
持病もなく、お盆休みに親族一同で集まり楽しくお酒を飲んだ夜に倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。
現実を受け入れられないまま葬儀も終え、その後母と共に父の手続き等を進める中で、私は母の経済面について心配をしていました。
というのも父は不動産業を小さいながら経営を続けていたので、二人の住まいの賃料、食費など生活面もその収入を頼りにしていたと思っていたからです。
ですが父はこのような時に母が困らないよう、生前のうちにあるマンションの家賃収入を母に入るよう流れを作っており、結果的に遺族年金を加えれば当面ですが、母が金銭で困ることはないことがわかりました。
細かいことは話さない父でしたが、母への心遣いと愛情をこのような形で感じることが出来ました。と同時に、私自身は妻に対して困らない生活を遺すことが出来るだろうか、またいつそうなっても良いように行動しておかねばならないと、大事なことを亡き父から教えて頂いた気づきのある月となりました。
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