青年副本部長 増永 憲治
5月19日に御霊地にて岡野聖法長老さまの聖葬祭が執り行われました。私は家族を代表して参列させていただき、その中でメモリアルビデオが放映され、その時に当時の法主さまとの思い出が蘇りました。
それは今から26年前の事です。私が18歳の時、御霊地にて修行生をへて東京道場でお使いいただいていた頃の事です。当時はまだまだ自分に自信が持てず自問自答の日々、自身の殻が破れない私がいました。いつもニコニコされている法主さまですが、ある日の朝礼の時の皆様の前、「素晴らしい1日のスタート!」なのに私は当番でラジオ体操をのびのびとではなく恥ずかしがりながらやってしまい、それを皆さんに見せてしまった…。そこでなかなか殻を破れない私に対し、朝礼後に厳しくお叱りを頂きました。もしかしたらダラダラとしているように見えたのかもしれません。それは凄く私自身衝撃的な出来事となり、なかなか気持ちを入れ替られない自分がいて、2、3日後に福井県の家に電話をした時に父から「いい勉強を頂いたな!」「良かったな!」「ちゃんと御礼を申し上げたのか?」といきなり言われました。何で?…情報が早い(笑)。そうして早速翌日の朝、法主さまに御礼のご挨拶をさせていただきました。ここからがスタートです!そこから私の一つずついろんなことにチャレンジ、様々なお蔭様に気付かせていただきながら実践し体験していく自分づくりの心に変わっていきました。自分は、人の2倍も3倍も努力しないとみんなに追いつけない…と思いながら。そこから44歳伸び盛りの今に繋がっているのだと実感しています。
私に最も必要なお勉強を頂いた瞬間だったのです。26年という長い時間が経ちましたが、改めて長老さまへのご恩を大切にし、世のため人のために喜んでもらえるよう、より良い自分づくりを続けて行きたいと思います。
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