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1ヶ月間で得た気付き

青年本部員 武笠 太一


 皆さん、こんにちは。青年本部員の武笠です。一カ月の気付きの勉強をさせていただきます。よろしくお願いします。テーマは「恩返し」です。


 先日、私の支部の先輩が霊界入りしました。享年58歳でした。川崎坂戸支部の幹事で、まだ下のお子さんは8歳という中で、お役目を終えられてしまいました。

 その方は、私が中学生になって初めて青年部活動に参加したとき、一緒に奉仕に連れて行ってくれた、私にとっては青年部活動の原点に導いてくれた方でした。1年半前、スキルス性胃がんで、余命半年の宣告を受け、それから支部や家族で平癒祈願を続けさせていただいていましたが、先日家族に見守られ霊界へと旅立ちました。


 コロナウィルスの影響で普段は忙しい家族も最期の一カ月は、貴重な時間をたくさん作れたことは、せめてもの救いでした。


 私は、その先輩から様々な事を教えていただきました。奉仕の心構え、青年部活動の楽しさ、青年講座の後にファミレスに寄る嬉しさ。言葉では言い尽くせない程、感謝の気持ちで一杯です。先日の葬儀の際、それを心の中でたくさん伝えさせていただき、御礼致しました。


 そして、これからは残された家族を、支部としても精一杯サポートし、今度は私が、その8歳の男の子に、青年部活動の楽しさやみ教えの素晴らしさ、仲間作りの大切さを少しずつお伝えし、ともに学んでいけたらと思います。それが私に出来る「恩返し」かな、と感じ日々お使いいただきます。ありがとうございました。



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