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1ヶ月間で得た気付き

青年部教務員・西日本ブロック議長 渡邉 龍輝

「やっていてよかった」


 私の次男は中学一年生。毎日、自転車で通学しています。

 6月17日の通学時、次男が自転車で直進していたところ左から右折してきた自転車とぶつかる事故がおきました。次男はとっさに避けようとして倒れましたが幸いかすり傷程度でした。

 自転車はフロントのフレームが曲がり、フロントタイヤのリムは変形、それでも学校に遅刻しないようにと思ったのでしょう。ブレーキがズレたままの状態で走ったのでタイヤのサイド面はタイヤが削られラインが入り、タイヤの削られた粉がいっぱい付着していました。

一方、事故の相手はロードバイクに乗った社会人だったそうで倒れた次男を見て何も言わず舌打ちをしてその場を走り去ったそうです。

 私はその話を聞いて凄く腹が立ちました。次の日に、待ち構えて捕まえてやろうか、また、次男を病院に連れていき慰謝料を…。という感情的な思いに一瞬かられました。

 その一方で、私は青年部ブロック議長、どこかで背中を見られているというブレーキがかかるところがあり自分の心の中で5分ぐらい葛藤がありました。

 しばらくたって冷静になると、相手と次男に大きな怪我がなく無事で良かったなぁと思えてきました。自転車の修理費には約三万円かかりますが、守護神・守護霊・ご先祖様に守られているのを実感できたと思えれば安いものだと思います。

 自然ではありませんが、そう思えるようになったのは解脱を学んでいるおかげなのだと思います。

 やっていてよかった「解脱」


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