困った時こそ助け合いを  ~大自然の猛威に学ぶこと~

岡野 孝行 青年本部長

 台風19号が広範囲にわたり甚大な被害をもたらしました。犠牲になられた方々のご冥福、そして被災された方々が一日も早く普段の生活へ復帰されること、心より祈念申し上げます。

 今回、私の住む北本近辺では、市の西側の縁を流れる荒川流域で、氾濫危険水位を超えた地域が多くあったようですが、幸いなことにニュース等で大きな災害の知らせは耳にしていません。上流側の隣町鴻巣市は、普段の川幅は30m程でありながらも川幅日本一2,537mを誇っております。ほとんどが田畑や河川敷で、私自身はだいぶ過大な主張だなぁーと、今までは感じておりました。しかしその流域が台風通過直後全て水で覆いつくされ、川幅2,537mが現実となっていたのには、とても驚きました。また御霊地では、暴風により折れた木々や葉っぱがお山内外に散乱していたのに加え、2・3本の大きな木が倒されていたのには、唖然とするばかりでした。

 私の身の回りでは、家族・親戚、また、近隣での被害は特に大きなものはなく、非常にありがたく感じる一方、日本全体での被害状況を見た時、このことは決して当たり前ではないことなのだと深く肝に銘じる機会となりました。

 さて、今回の台風をはじめ、最近発生している天災を顧み改めて感じることは‘私たち人間は大自然の中に生かされている’ということです。金剛さまが遺された五法則の中にも‘文明化学の力に及ばざる事の大自然’ とあるように、人知の及ばないのが大自然なのだと痛感致します。

 では、このような時、金剛さまであったならどのようなご指導を下さるのかと、私なりに考えてみました。それはごく簡単なことで、「思いやりを持って助け合う」、ということなのではと思います。

 最近の世相を表す言葉として無縁社会という言葉があります。地域社会や家族・血縁間での関係希薄化、高齢化社会、SNS等コミュニケーション手段の変化等、人と人とのつながりが失われつつある現代を表している言葉です。皮肉なことかもしれませんが、天災が起こり各地で行われるボランティア活動等、人々が助け合う光景を目にするたびに、人と人とのつながりの大切さや尊さを感じます。そんな現代であるからこそ、解脱を学ぶ私たちが改めて思いやりの心を行動として発揮し、さらに磨きをかけ、お互いが助け合っていくことが重要なのだと思います。

 〝アクション!より良い社会をつくろう!!〟

困った時こそ思いやりの心で助け合い、お互いが相手の幸せを願い、アクションを起こしていきましょう。