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きっかけは〇〇!!

 上薗一樹 青年副本部長

 

 改めて考えてみました。支部っ子でもないし、自分でみ教えに魅かれて入会した1世でもありません。み教えに関してもまだまだ知らない事だらけだし、解脱の真髄に触れるような大きな体験や学びがあるわけでもありません。母が入会したことで解脱の縁に触れ35年。なぜこの年まで続けてこられたのか・・・


きっかけ① 鼓笛隊連絡会

 小学生の頃から始めた鼓笛隊活動。高校2年生の頃、副隊長のお役目を頂きました。と言っても、それなりの年齢になれば、みんな副隊長になっていたので、特に何も感じませんでした。しかし、その数か月後、先輩に連れられて青年講座に参加したことで少し意識が変わりました。正確に言うと講座後の「鼓笛隊連絡会」という会合に出たことで、自分に明確な役割が与えられたように感じ、お役目に向き合うことができました。なので、講座で学ぶより、鼓笛隊連絡会で他教区の方々と話し合い、その後みんなで遊びに行くことが楽しみで毎月参加していたように思いますが、それでも毎月の講座に参加するようになったのは1歩前進でしょうか。


きっかけ② 青年研修

 高校を卒業した春休みに参加させていただきました。それまでは、様々な行事に参加しても、楽しいことがメインで学びは付録みたいな考えでしたが、ここで初めてしっかりと解脱のみ教えに触れたと思います。記念館で、先生のお話を聞き、金剛さまの深い深い愛情に振れ、ぼろぼろと涙を流しながら、御尊影に礼拝したことは忘れられません。楽しみより学びのほうが重くなった1週間でした。


きっかけ③ リーダーズフォーラム

 三聖地巡拝錬成が中断されていた当時、新たに三聖地で学ぶ行事として開催されました。それまでの私にとって、三聖地は鼓笛隊演奏をする場所でした。初めて楽器を持たずに三聖地を参拝し、それまでとは全く違う感覚だったことを覚えています。「なんてすごい場所なんだ!」と感じ、「また来たい!」と強く思いました。私が三聖地好きになるきっかけでした。


きっかけ④ 議長

 「次の議長に。」とお話を頂いた時、申し訳ないのですが、断りました。断り続けました。それでも、何回も何回も(1年以上も!)声を掛け続けてくれました。逃げ切れないと感じていた頃、支部で出会った副支部長に相談をしました。私のダメなところをたくさん知っておられる方ですので、「お前には無理や!」と言われると思っていたのですが、「しっかりと神様、ご先祖様に導いて頂けるようにご挨拶をして、使ってもらったらいい。あんたやったら大丈夫や!」と言われ、お受けすることにしました。そこからの何か月間は、必死でお祈りし、ご供養をしました。


 「きっかけは○○」、1つに絞れるほど大きな体験や学びはなかったように思います。ただ、上記以外にも、小さなきっかけはいくつも有ったように思います。それぞれの時期にふさわしく運ばれていたのだと感じました。何気ない生活の中に、学びのきっかけになることはたくさん有ると思っています。その一つ一つに気付けるような自分でいて、これからも「きっかけは○○」を増やしていければと思います。

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