青年部教務員 大坪 智司
私は父方の祖母の代から解脱の御教えに触れており解脱三世です。物心ついたころには御教えに触れていましたが、解脱に対して中途半端でした。私の解脱に対してスイッチが入ったきっかけは妻と子供にあります。
私の妻とは解脱会の沖縄セミナーという青年部行事で知り合い、結婚するというご縁を頂きました。このご縁で私は解脱に対する意識が変わりました。
それまでの私は、解脱に対して中途半端で教区の部長までいけたらいいかなと、考えていました。ですが、解脱で妻とのご縁を頂いたということもあって、もっと真面目に取り組まないといけないなと思い直し、頂ける役目であれば色々と受けさせていただこうと思いました。
妻は解脱に対して私以上に真面目で、私が少しでも手を抜こうものなら、それはダメとすぐに姿勢を正してくれます。特に、「長になるとき(部長・議長)には一人で決めず、皆に相談してから決めてね。あなたは一人で走り出す所があるから。」とよく注意を受けます(笑)
私たち夫婦は、子供を授かることはできませんでした。授かる事はできませんでしたが、育てることは出来ると思い里親をする事にしました。その中で、この子を育ててみませんか？という話がありぜひと思い、受けました。
最初は、絶対養子縁組をして私たちの子供にと考えていましたが、一緒に暮らしていく事で気持ちが変わり、今では我が家に来てもらえた事だけでも感謝と捉えて、一生懸命育てて、子供が幸せに過ごせるだけでいいかな。と考えています。
子供を通じて考えさせられる事が多々あります。自分も同じように幼少期があり、親のお蔭様をいただいて、大人になり現在の自分があるのだと、感じさせられます。両親がいなければ、結婚・就職・今の生活はもちろん、存在すらありませんでした。
子供の存在から気付かせていただいた両親への感謝の気持ちを忘れずに、妻の支えをいただきながらも、これからのお役目や青年部活動を励んでいきます。
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