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きっかけは〇〇!!

青年部教務員 髙野 聖太郎

  

 私は解脱三世の支部っ子です。毎日の朝夕の勤行だけは、人生の9割欠かしたことはありません。

 そんな私ですが、大学を出て社会人になるまでほとんど青年講座にも青年部活動にも参加したことがありませんでした。当時私の支部には青年部員は一人もおらず、支部の先輩もいない状態でした。そんな右も左も分からない私を社会人になったと同時に先輩方が熱心に誘っていただいたお蔭で、副部長のお役目をいただく事になり、あっという間に17年が経ちました。怠け者の私は、お役目がなければここまで解脱にのめり込むことはなかったと思います。


 20代後半の部長時代はまだまだ解脱に対して半信半疑だった私でしたが、仕事で世界中の成功者と言われる経営者の考え方を学んだ結果、すべて解脱のみ教えと同じだということに気づけました。つまり、私たちはすでに解脱という成功の法則が集約された考え方に触れているということです。「解脱は正しく学び実践すれば、絶対に世の中の役に立つ人間になれる!」と解脱の教えが間違いないと確信することが出来ました。


 私は子供を二人授かりましたが、二人とも障害を持って生まれてきました。そこで多くの気付きをいただき、心の間違いに気付かせていただきました。今では二人とも全く問題なく生活させていただいておりますが、医者から「何で治ったか分からない」と言われたときは、間違いなく見えない世界の力を感じざるを得ませんでした。


 宗教をやらなくても生きてはいけます。でも、いただいた命をどう生きるか、難しい世の中を迷わずに生きるためには法則があることを知っておいた方が絶対に良いと私は思います。このみ教えを本気で学ぶか、死ぬまで趣味のようにしてしまうかは自分次第です。しっかり学んでいるつもりでも勘違いしていることも、たくさん間違うこともあります。苦しいこともたくさんあります。試練も次から次へと現れます。しかしすべて自分の受け止め方次第で「幸せ」と感じることが出来ます。これからの世の中はさらに生きづらい世界になると思います。どんな世界になろうとも解脱の信念を持っていれば、笑顔で人生を全うできるはずです。


 みなさんそれぞれ、スイッチが入った「きっかけ」があると思います。きっと誰かの影響や誰かのお蔭様で今があるはずです。その方から受け取った襷(たすき)を自分で途切れさせることなく、絶対につなげていきましょう!


 まだまだ未熟で足りないものだらけの私ですが、繰り返し繰り返し、楽しくなるまで繰り返し、一人でも多くの仲間を導ける人間になれるよう精進したいと思います。

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