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きっかけは〇〇!!

青年部教務員 藤原 武士

  

 私は現在、四国東教区、香川多度津支部に所属しております解脱3世です。祖父母が小豆島を出て、兵庫県の明石で導かれたのがきっかけで支部を授かることとなり、現在に至ります。現支部長夫妻は私の父親の兄夫婦で、小さいころから親戚みんなで学んで来ました。そんな私を解脱に導いてくれたきっかけは大きく2つあります。


 まずは一乃(かずの)お婆ちゃんです。小学生の頃習っていた水泳を辞めたくて相談した所、御修行してみるか?と聞かれ、わからないまま言う事を聞いてやってみると、辞めたいのに何故か辞めるなと何度も畳に自分の手で書いてしまいます。自分では意味が分からない状況でしたがそれは亡くなった聞多(ぶんた)のじいちゃんの思いだと教えられました。辞めんと頑張れって応援してくれている事を強く感じ、その後は高校卒業まで続けることが出来、リレーでインターハイに出場させてもらえました。お婆ちゃんは、相談するといつも真剣に向き合ってくれて、親に相談しにくいことや、兄弟の事など、み教えを通して自分が納得できるまで向き合ってくれました。


 二つ目は父親が亡くなった17歳以降のご縁です。当時父は青年本部員としてお使いいただいておりましたが41才で癌でなくなりました。全国のたくさんの仲間の方に助けられ亡くなる前もその後でも家族一同可愛がって下さいました。その直後、法友祭と言う全国の青年部員と交流する行事があり、実行副委員長として参加させてもらう運びを頂きました。終わってから御修行した時、父に一言「ワシがいなくても寂しくないだろ?」と言われた時全国にこんなにも仲間がいる事に気付き、父が亡くなって寂しい思いもあったが、そんな父に見守られ、導いてくれたからこその今がある事を改めて気付かされました。


 現在、私も40才になろうとしています。こんなタイミングで西日本ブロックの議長という大きな役目を頂きました。先祖が金剛様に額ずき与えて戴けた役目です。全国の青年部員の皆さんと青年部を盛り上げていきたし、祈りを捧げたいと思います。いつか私の7人の子供たちが一緒に青年部活動に参加し共に学んでくれるきっかけとなるようこれからも精進していきます。

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