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1ヶ月の気付き

小澤 雅樹 青年副本部長

令和5年7月度

青年本部会学習より



 会社で良くしてもらっていた方が、6月末で定年退職を迎えられました。この方は部署が違うので直属の上司ではありませんが、仕事を通じて何度もやりとりがあり、懇意にしていただいておりました。最終出社日にこれまでの社歴を振り返り、これからの人に伝えたいこととして以下のような事を話されました。


 『仕事をしていて楽しいと感じる時もあれば、苦しい時や辛い時もある。どちらかと言えば苦しい時や辛い時の方が多い。だからこそ、ささやかであっても楽しいと感じた時は、その気持ちを表情や言葉に出した方が良い。


 仕事に追われている時や求められている結果がなかなか出ない時は苦しい。この時「何で自分だけ・・・」と思うと、もっと苦しくなる。また自分自身のミスで周囲に迷惑をかけると、申し訳なくて辛い気持ちになる。だから少しでも気持ちが前を向くよう、楽しい時は楽しいと表情に出した方が良い。


 色々あったけれど振り返ってみれば苦しい時に歯を食いしばってやった事が自信に繋がったと思うし、失敗して迷惑をかけたとしても同じミスをしないよう対策、歯止め、横にらみ等をしっかりやった事が自分自身の糧になり成長できたと思う。そう考えると楽しい時に笑顔が磨かれ、苦しい時には心が磨かれた。そして辛い時に自分自身の器が磨かれたと思う。だから前向きに頑張って欲しい。』


 その方の人柄も相まって私自身、心に沁みたのですが、ここで言われた事は青年部活動にも通じると感じました。お互いさま努力精進させていただきましょう。

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