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ミャンマー・スタディツアー2020 帰国報告

青年副本部長 大畑 祐史

 3月7日から14日にミャンマー・スタディツアー(MST)2020が開催されました。新型コロナウイルスの影響下ということもあり極度の緊張の中で団長の大役をいただきました。青年副本部長の大畑です。まず無事に全員が帰国できたことが、とても有り難く、多くのお蔭さまを感じさせていただきました。ありがとうございました。  ミャンマーで、およそ20万人もの日本人が戦争で命を落とした歴史があり、慰霊をしたいという日本人の想いを、ミャンマーの方々が受け入れて下さって、建立されたザガインとヤンゴンにある日本人墓地では真心からの慰霊供養をさせていただきました。墓地の前に立ち、世の中はこのように受け入れ支え合って成り立っているはずなのに、最近は自分本意な風潮が蔓延しているので、人と人との繋がりの中で生かされている私を意識して、まずは両親に対しての想いが、正しいモノかどうか、改めて振り返って反省させられる時間となりました。 また、ワッチェ慈善病院では吉岡先生から参加者一人ひとりの質問に丁寧にお答えいただき、それぞれにとって貴重な時間となりました。また、手術の見学やガーゼ作り等のお手伝いをさせていただいたり、患者さんの家族との交流等、日本では経験できない体験をさせていただきました。 養護施設ドリームトレインでは子ども達との交流やシャワーエリアのカビ取りなどの奉仕活動を楽しみながら積極的にお使いいただきました。参加者一人ひとりが子ども達との交流に全力で取り組む姿勢が素晴らしく、また別れの時にお互いに涙を流す姿が感動的でした。そして、視覚障害者自立支援施設では、参加者はマッサージをしていただいたり、慣れないミャンマー語を使って触れあう中で目が見えないこと以外はドリームトレインの心の優しい子ども達と変わらないことに、改めて気づかせていただきました。  このツアーで学んだことは、決して恵まれた環境ではないミャンマーの方々の笑顔と思いやりに溢れる姿を通して、幸せとは足るを知り感謝で過ごす事なのだと肌で感じさせていただきました。またそんなミャンマーを支えるジャパンハートとご縁をいただけたのは、み教えをお遺し下された金剛さまのお蔭さまなので今後は社会貢献奉仕活動や青年部の活動、生活の中で御返しの報恩行、恩送りに努力精進させていただきます。

※恩送り:誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。

【3月9日、ザガイン日本人墓地にて】

【3月10日、ワッチェ慈善病院にて】

【3月11日、ヤンゴン日本人墓地にて】

【3月12日、ドリームトレインにて】

【3月13日、視覚障害者自立支援施設にて】

【3月13日、ヤンゴン空港にて】

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