今年の8月に開催されます第40回青年部三聖地巡拝錬成に向け、各ブロックで準備をされている最中かと思います。その取り組みの中で各聖地のこと、三聖地巡拝のことを学ぶのはさることながら、この機会に日本のこと、自分が生まれた国のことも学んで青年部三聖地巡拝錬成に臨んでいただきたいと考えています。
突然ですが「日本の良いところを教えてください」と聞かれたらどう答えますか？
四方を海に囲まれ、縦に長い日本列島は変化に富んだ豊かな自然が溢れています。春の桜から新緑、秋の紅葉、冬の雪景色まで、四季折々見せてくれる自然の美しさは人々の心を魅了します。
また分かりやすく身近なところで言えば食文化もあると思います。寿司、天ぷら、ラーメン、とんかつ等はもちろんのこと、カレー、たこ焼き、和菓子など、外食から家庭料理、3時のおやつまで、好きなものを挙げだしたら枚挙にいとまがありません。そして着物や茶道、歌舞伎、武道など世界に誇る伝統文化もあります。これらは急に誕生したものではなく、日本の長い歴史の中で育まれてきたものです。今年は皇紀2684年を迎えます。つまり日本は2684年間続いており、世界で最も歴史のある国です。
私たちはそんな日本という国に生まれました。この国の長い歴史を紐解けば神武天皇の建国の精神と、日本の国土を拓いてこられた先人の血と汗の努力があり、それが連綿と現在に繋がってきてきます。そして、いつの時代も中心にはご皇室があり、天皇陛下は日々、私たち国民の幸せを祈ってくださっています。これは本当に有り難いこと、もったいないことです。また金剛さまも御皇室を大切にされており、御皇室護持の精神は解脱会が立教された理念にもつながっていきます。（詳細は金剛伝を通読してみましょう！）
学校では国の成り立ちや御皇室について教わりません。少しスケールの大きい話に聞こえるかもしれませんが、是非この機会に日本の歴史に思いを馳せ、自分が生まれた国のことを学び、日本人の誇りをもって青年部三聖地巡拝錬成に臨みましょう。