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第39回青年部三聖地巡拝錬成に向けて

   青年本部長 岡野孝行

 全国青年部員の皆さん、第39回青年部三聖地巡拝錬成の開催まで、いよいよ半年を切りました。各教区、支部においては、巡拝錬成に向けての学びやお誘いがスタートしていることと思われます。一人でも多くの仲間に、巡拝錬成の素晴らしさ、楽しさが伝わり、共に聖地に足を運んでいただけることを期待しております。

 さて、今回は2年前の開催延期を受け、まず青年本部役員を先頭に改めてその意義の学び直しを行ってきました。昨年12月の青年幹部研修、今年1月に各地で行われた班長研修にて、参加された役員を通じ、青年部員の方々にもその学びの成果をお伝えできているのではないかと思います。

 また、より深く充実した学びの場、そして、楽しく学んでいただける場として、モバイルサイトでは三聖地特集を組みました。巡拝錬成の起源や草創期のご苦労・感動を先生方に綴っていただいた「三聖地レジェンドストーリー」、巡拝錬成を今に繋いでこられた先輩方の思い出「三聖地メモリーズ」、そして、三聖地を共に楽しく学ぶ参加型企画「三聖地川柳、三聖地大喜利」が絶賛公開中です。是非、学びの糧として活用していただければと思います。

 巡拝錬成に向けた私自身の思い出として、以前神奈川教区で青年部活動をしていた時期に、このような経験がありました。当時教区副部長、支部班長を兼任していた私は、教区役員と共に巡拝錬成に向けたお誘いや準備に奔走する一方、支部でのお誘いが全くと言ってよいほどできていませんでした。しかし、なんと巡拝錬成の当日には、支部に所属しているほぼ全員の青年が参加をしてくれたのです。これは、毎月の支部感謝会や青年会を通じてコミュニケーションをとり、絆を深めることができていたことが一因にありますが、何よりも、支部長をはじめ親御さん、支部の皆さんが温かい後押しをして下さったからだと、今でもその温かい思いやりに感謝の念が絶えません。

 青年部の三聖地巡拝錬成は、一つの大きな行事ではありますが、この行事には金剛さまのもっとも大切にされた御皇室への尊崇の念が込められており、日本人としてあるべき姿、日本人の大切にしてきた心があります。その金剛さまの思いは解脱のみ教えの中にすべてに込められています。つまり、巡拝錬成に向けてあゆむということは、み教えを基本とした日々の生活、仕事や学業、青年部活動の中で常に学び、自身を磨き、高めていくことに大きな価値があると言えます。加えて、支部への足運びや青年講座・青年会での学びを通じ仲間との絆を育み、お互い様一日一日を大切に、聖地への道を歩んで参りましょう。

 8月6日、夏空の下、結団式会場の伊勢外宮にて元気な笑顔で、お会いできることを楽しみにしています。

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