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青年の主張

平成30年3月度 北関東ブロック青年講座にて

長野下諏訪支部

近藤聖人

 私のことをよく知らない方も多いと思いますので、軽く自己紹介させていただきます。私の出身地は名古屋であり、実家は支部であります。家族構成は祖父母、両親、弟2人、妹2人、私と9人家族であります。私は5人兄弟の一番上の長男でもあり、解脱3世であります。生まれたときから、解脱の教えがあり、家が支部であったため、厳しい祖父母、両親のもと、解脱会行事、支部行事に参加してきました。

 私は地元名古屋の大学を卒業後、LPガスのボンベ、ホースなどの供給機器を製造しているメーカーに就職し、入社してまもなくして現在所属している山梨工場へ配属されました。私は主に製品検査、出荷業務を担当しており、日々忙しい毎日を送っています。もしかしたら、皆さんの家庭にも弊社の製品があるかもしれません。大学を卒業する迄、名古屋で生まれ育ったため、生まれて初めて親もとから離れて一人暮らしとなりました。入社してから3年の間は、不定期に御霊地へ行き、お山に参拝し、お百度をするということを行ってきました。

 そんな私に転機が訪れます。去年の3月に実家に帰った際、祖父から「そろそろ支部へ所属したらどうだ」と言われ、支部へ所属すれば、感謝会で勉強できるし、青年部活動もできる。自分のためにもなると言われました。このとき私は内心何を言っているんだと思ってしまい、唐突なことであったため余計なことだと言って反発してしまいました。

それからまもなくして、私がいつでも支部へ行けるようにと、祖父母が下諏訪支部へ足を運んできました。今度は反発するどころか、自分の心の中で迷いが生じてきました。しばらくして、父から「支部へ所属するのかしないのか」と言われました。その一言で私はすぐ支部へ所属する決心をし、両親とともに支部へ挨拶に参りました。私にとって初めての支部行事は感謝会でした。正直、なじめるのかなという不安はありましたが、そんな不安はすぐに消えてしまいました。少しずつではありましたが、支部青年会、青年講座へ足を運ぶことができ、今日へと至っています。

 支部に通い始めて気付いたことがあります。それは支部へ足を運ぶことはとても大変なことです。実家が支部であったため、いつもただ何気なく行事に参加していたため、支部に足を運ぶ感覚はありませんでした。しかし、現在は山梨の社宅から支部まで、車を使って1時間かけて通っています。今までこのような経験をしたことがなかった為、実際に支部へ行き、感謝会、青年会に参加できることは大変なことであり、有り難いことを初めて体験しました。私にとって縁がある支部があり、毎月感謝会、青年会、青年講座に出させていただけているのは、祖父母、両親のおかげです。3年のブランクがあり、反発と葛藤はありましたが、祖父、父の一言があり、私が素直に決心したことにより、相応しく運ばせていただけたことにとても感謝しています。

 今年より支部班長のお役目を拝命しました。名古屋では支部副班長を4年、班長を1年務めてきました。この経験を少しでも活かし、お役に立てるように努めていきたいと思います。

 最後になりますが、私は今年で入社、山梨赴任してから5年目を迎えます。実家へ帰るときに、祖母がよく言う言葉があります。「石の上にも3年、10年で1人前」という言葉です。5年は10年の中間点であります。仕事も慣れ、検査と出荷という責任感が重い仕事を任されていますが、5年という節目に初心を振り返り、謙虚で丁寧な姿勢で参りたいと思います。

 まだまだ未熟な私でございますが、お蔭様の感謝を忘れずに仕事と青年部活動を両立して日々、努力精進していきたいと思います。今後ともご指導よろしくお願いします。

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